お子様の感性を育む小学生時代、受験対策だけで過ごしてはもったいない、と学力工房は考えています。
多感で、重要な原体験をたくさん得る小学生の時期を受験勉強一色に染めていくのは、私たちとしては良しとしていません。それは、たとえ最上位校を狙うような子であっても変わりません。ですから、「何が何でも御三家早慶」「そのために何を犠牲にしても」というニーズのご家庭とは相いれません。
小学生としての生活を大事にしながら、基礎力学力を高め、将来に役立つ知識と能力のベースを高めていくことを目的に、「結果指標として進学先がある」という考え方のご家庭には、大手塾とは違った中学受験の取り組みを提供できていると思っています。その思いから標榜し、実施しているコンセプトが、
「勉強時間は半分以下にする」
ということです。
今しかできないスポーツや習い事を続けながら、しっかりと受験対策を行えるようにします。たとえ学習時間が半分であっても、一人一人に対して、その目的や今の状態に応じたカリキュラムを講じていくことで、十分に効果的な受験対策が可能です。
小6の標準的な授業時間(1週間)
学力工房 | 大手塾A校 | |
国語 | 個別90分 | 集団210分 |
算数 | 個別90分 | 集団210分 |
理科 | 個別60分 | 集団140分 |
社会 | 個別60分 | 集団140分 |
合計 | 300分 | 700分 |
私たちはこれまでの取り組みで、「大手塾の掲げる勉強量の半分程度でも中学受験には十分に対応できるケースが多い」ということを認識しています。
全てのケースがそうとは言えませんが、少なからぬケースでは、大手塾の掲げる学習量は「カリキュラム過多」になっている可能性があります。学力工房では、個別指導を中心に据えることで、カリキュラムを完全に一人一人に個別に作成していきます。
それにより、日々の生活のペース、ご家庭の学習に対するお考え、子供たちの特徴にあわせた、無理のない学習プランを作り、受験を目指します。
そして何よりも、結果として「受験をして入った先で、大いに活躍できる」ことを目的としていきます。
なぜ勉強時間が半分で大丈夫なのか?
学力工房では、国語と算数は基本的には個別指導で、理科と社会は集団授業で取り組んでいます。積み上げ型の教科である国語と算数は、一人一人に有効な指導のポイント、練習の仕方があります。
画一的ではなく、一人一人に対して別個のカリキュラムを立てることで、効果的な学習を提供します。
理科と社会は、マップ型の単元ですので、単元ごとの理解度を確認しながら、強いところ、弱いところを明確にしながら受験に備えます。
この2つの異なったスタイルをきちんと一人一人にアジャストしていくことで、時間をたくさんかけるのではなく、「学習の最適化」を目指します。
「学ぶ力」とは、パソコンやスマートフォンでいえば「OS」にあたる部分です。
WindowsやiOS・アンドロイドOSなどのようなもので、色々なソフトウエア=科目が、このOSの上に動いています。
OSが進化しなければ、高度なソフトが生まれてこないように、学習における「OS」も進化していかなければ、新しいより高度な学習に対応できません。学力工房では、この学習における「OS」=「学ぶ力」を5つの要素に定義しています。
(1)ノートの使い方
(2)問題練習の取り組み方
(3)設定と振り返り
(4)暗記と復習のタイミング
(5)時間の使い方と習慣化
この5つの要素を、授業や面談を通して、各生徒に「評価し」「指導し」「向上させる」ことに取り組んでいきます。
大事なことは、これらの5つの要素は「やる気」という抽象的な概念ではなく、完全に「手法・技能」であるため、その状態を測ることができ、向上を定量的に測ることができるということです。
毎月のレポートにてこれらの要素の様子を各ご家庭に報告し、状況を共有することでともに生徒の「学ぶ力」の向上に努めていきます。
高校野球などで、1つの試合がどんな練習よりも選手を成長させた、というような話が多々あります。
勉強においては、「INPUT=学ぶ・OUTPUT=力を発揮する」とすると、まさにテスト・試験というのはそのOUTPUTする力を高める機会です。
四谷大塚の「学力は“本番”=“テスト”の真剣勝負の時により高まっていく」という考えには多いに賛同しており、四谷大塚のテスト体系を学力工房で実施することで、一人一人の生徒の「発揮能力」を高めていきます。
首都圏においては、中学受験の老舗として長く業界を牽引している四谷大塚。学力工房の指導内容は、四谷大塚に完全準拠しています。
学力工房では、あくまで受験のゴールは大学進学と見据えており、その過程である中学受験では「より勉強に関心・意欲がわくこと」「詰め込みや強制ではなく、自主性を第一にした取り組みであること」が大切であると捉えています。
その観点からも、四谷大塚の予習シリーズに代表される各種テキストで養われる発想力や思考力は、中学受験だけではなく、高校受験・大学受験にも大いに役立つものであると言えます。
目的に合わせた多様な受講形態
生徒一人一人の受講の目的に対して、プランや形態は皆違います。
・上位校を目指したい
・面倒見のいい中高一貫校に無理なく進学したい
・運動などの習い事を大事にしながら勉強したい
・基本線は公立進学だけれども、私立の受験もできる可能性は残しておきたい
などなど、いろいろな目的に合わせてプランを作成していきます。
受験勉強もするし、スポーツもする。ピアノも続けるし、私立も目指す。6年生からでも受験を目指す。
そのどれもが、しっかりと現状と目標を確認し、個別にカリキュラムを立てれば対応できる可能性があります。
中学受験という山に登るルートは、大手塾が示すものだけではございません。
是非一度、学力工房にご相談いただければと思います。
お気軽にお問い合わせください。info@g-kobo.co.jp受付時間 9:00-22:00
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